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【読書】自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」読んで見て

自律神経失調症の私が、自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」という本を読んでみて、役に立つと思ったのか、皆さんに勧めたいかなどをお伝えしようと思います。

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  • タイトル:自立神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」
  • 初版:2015/04/10
  • 著者:小林弘幸

小林弘幸さんは順天堂大学医学部教授であり、自律神経研究の第一人者として活躍している方で、本の内容も医学的観点から誰でも理解できる文章で説明してくれているため、とても読みやすくなっております。

結論とてもためになる本のため、その中からいくつかピックアップして、本の内容をご紹介したいと思います。


「了解です」で、迷いを吹っ切る

例えば、気乗りしない飲み会に誘われたときに、あなたは何とかしていますか?
曖昧な言い方で結論を先延ばしにする時間は、実に不毛だということです。
うじうじ迷っていると、その間ずっと自立神経のバランスが乱れて血流が悪化します。
ですから、行くか行かない迷ったら、

「了解、参加します」

この一言がベストです。


こういう決断をするときって日常でよくありますよね、私もこういう状況がよく合って、例えば、いきなり飲み会に誘われたり、ランチに誘われたりすると、どうしようかなって結構迷うことがあります。
この本を読んでから絶対に行きたくないときは、すぐ断って、どっちでもいいなってときは参加するようにしました。

そうしたら、悩む時間が少なくなり、少し気持ちが楽になりました。

お願いごとは、200%説明する

相手にお願いする際に踏まえておかないといけないのは、「相手はこちらの意思の60%しか理解しない」ということです。
どうしても説明が簡略になってしまい、相手に充分伝わらなくなってしまうのです。
しかし、それでは物事は機能しなくなります。
「相手が理解しない」ではなく、「相手に理解してもらうことに失敗した」のだと思い直し、それから200%説明するようにしました

これもよくあるパターンです。説明したのに相手が自分の意図しないことをしてきて、それに対して再度注意したり、自分もイライラして注意された相手もイライラして、どちらも幸せになれないパターンですね。
これはなるほどなと思ったので、今後は注意して実施していきたいです。

怒っている時ほど絵文字を使う

「反省しろよ(# `Д´)ノ」
怒っている言葉の後ろに、さらに怒りを表す絵文字を入れるのです。
こうすると、怒ってることは伝わりますが、本気で怒っているとは思われないので、受け取った相手は気持ちが楽になります。
メールを送る目的とは、「相手の心を動かし、その行動に移させて、結果を出す」です。
だとすれば、形式ばった言い方で相手に不快感やあせり、緊張を強いて、パフォーマンスを低下させるのは不毛です。

昔上司からメールで怒られたことが何度もあり、とても凹み、冷や汗や手に汗など出て自立神経が乱れ、また、どう返信したらいいか悩み、業務のことなどまったく考えられなかった経験があるため、本のように注意してくれたら、失敗の反省から次へ行くスピードが速かったと思います。


まとめ

人間関係が円満になる方法を自立神経を中心に書かれた本になります。
仕事・プライベートでも役に立つ内容が書かれていますので、自律神経の乱れが気になる人は読んで見てはいかがでしょうか。
自分が言った言葉が相手にどういう影響するかに焦点を置いた内容になります。
自分の言い方についてこの本を読んで、振り返ってみてはどうでしょうか。