lain Magazine

睡眠・食事・運動に加えて、考え方(認知)など踏まえて総合的に生きやすい、毎日平穏に暮らすことが人生のゴールであり、そのゴールに対してインプットした情報を発信するマガジンです。

「反応しない練習」を読んで、今日から使えるアクションプランをまとめてみた

タイトル

はじめに

「反応しない練習」を読んで、今日からこの知識は活かすことができそうだなと思えるポイントでハイライトした文章とハイライトした文章に対する私なりに考えた今日から使えるアクションプランをまとめました

「反応しない練習」とは

ブッタの教え「心のムダな反応をとめることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」- ①心の反応をみること、②合理的に考えることを、宗教的な内容とは異なる、実用的で、合理的で今日から使える考え方が詰まっている本です。

 

悩みはいつも「心の内側」に生じます。だから、悩みを抜けるには、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向けることがベストの方法

ハイライトした文章

悩み は いつも「 心 の 内側」 に 生じ ます。 だから、 悩み を 抜ける には、「 心 の 外」 に ある カラダ の 感覚 に 意識 を 向ける こと が ベスト の 方法 なの です。

ただ ここ では、 自分 を 否定 し て「 つい 自分( 相手) を 否定 し て しまう」 人 向け の エクササイズ として まとめ て み ましょ う。 それ は、 ① 一歩、 一歩 と 外 を 歩く、 ② 広い 世界 を 見渡す、 ③「 わたし は わたし を 肯定 する」 と 自分 に 語りかける、 という 方法 です。 実は これら は、 私 自身 が、 人生 で 一番 苦しかっ た 時期 に 実践 し て い た 方法 でも あり ます。 

たとえば 幼い 子ども は、 怒っ たり 泣い たり し て い ても、 飴玉 を 口 に 放り込ん だり、 楽しい もの を 見つけ たり する と、 とたんに 機嫌 が 直り ます ね。 あれ は「 感情」 に 反応 し て い た 心 が、「 感覚」 への 反応 に 切り替わっ た 状態 です。 大人 でも、 イヤ な 記憶 を 思い出し たり、 不快 な 感情 に 悩まさ れ たり し た とき は、「 体 の 感覚 に 意識 を 向ける」 こと です。 外 を 歩く。 スポーツ を する。 お 風呂 に 入る。 この 女性 の 場合 は、 ホット ヨガ でし た。

今日から使えるアクションプラン

悩みというのものは自分の心の中の妄想であり、何もしないとずっと心の中にモヤモヤ残って考え続けてしまいます。

私もよくまだ現実になっていない不安を気にして、気分が落ち込むことがありますが、「反応しない練習」では、体の感覚に意識を向けることがベストな方法だと書いています。

なので、色々悩みが出てきて気になる場合は、体の感覚に意識が向けられることをしてみましょう。

  • 運動(ストレッチ・ウォーキング・ランニング)する
  • お風呂・サウナに入る

私の場合は、朝起きてからの散歩30分、サウナ、筋トレ、自転車、スケボーが体の感覚に意識を向けられることになります。

 

ただ今なすべきこと、今できることを、やっていく・やってみることのほうが大切なのです。

ハイライトした文章

ただ今 なす べき こと、 今 できる こと を、 やっ て いく・やっ て みる こと の ほう が 大切 なの です。

本当は、 今 この 瞬間 に、 なん の 判断 も 必要 ない の です。 ただ「 やっ て みる」 だけ。 そう やっ て「 体験 を 積む」 だけで よい の です。

今日から使えるアクションプラン

「本物の自信」をつけるには?の章に記載されていた文章の引用です。「自身があれば、もっと人生うまくのに」と感じてる人は、大勢いるはずですが、仏教では、自信という「判断」は”後回し”にして、それよりもやらなければならないことがある、と考えます。

そして、自信なんて考えなくて良いと記載しています。それより、今しておかなければならないことごある-というのが正しい考え方です。

どんな世界でも成果を出せる見通しがつくには、「10年かかる」と言われます。どの世界にも体験の蓄積が必要であると記載しています。

自信をつけるためには、やってみる・体験を積むが大事です。

  • 今できる仕事・与えられた仕事をやっていく
  • できるかわからないが、とりあえずやってみる(体験を積む)

意識(自信がついて)が変わって、行動が変わることはありません。行動して意識が変わり自信がついてくると私は思っています。

なので、自信がない方は、とりあえずやってみる、そしてそれを続けてみる。それが自信をつける近道ではないでしょうか。

貢献という動機に立てば、「では、この場所で自分にできる役割は何だろう?」と最初に考えることになります。そのときに、本当の〝自分にぴったり合った人生〟がスタートするのです。

ハイライトした文章

慈・悲・喜・捨 の 四つ の 心がけ を、〝 心 の 土台〟( より どころ)、 生き て いく 上 での 基本 ルール に すえる と、 仕事 や 人生 の 意味 も また、 違っ て 見え て き ます。 慈しみ とは、 他者 の 幸福 や 利益 を 願う 心 です。 そこ から、「 貢献 こそ が 大切」「 役 に 立てれ ば よい」 という 思い が 生まれ ます。 喜び の 心 に 立て ば、 人 の 喜ぶ 顔 を 見 た とき に、 自分 も 幸せ を 感じ られる よう になり ます。「 誰 かの 喜び」 には、 もっと 意識 し て、 自覚 的 に「 反応」 し たい もの です。 悲 の 心 に 立て ば、 相手 の 苦悩 を 最初 に 見る という 発想 を 持てる よう になり ます。 相手 を 苦しめる こと、 損害 を 与える こと は、「 し ては いけ ない こと」 という 自戒 が 生まれる の です。

 ブッダ が 教える〝 慈しみ〟 という 大前提 から 始める なら、「 誰 かの 役に立と う」 と 考える こと が 基本 になり ます。 貢献 する こと。 よき はたらき を 果たす こと。〝 慈しみ〟 という 言葉 が 大き すぎる として も、「 貢献 する こと が 基本」 という 考え方 は、 多く の 人 が 納得 できる のでは ない でしょ う か。 貢献 という 動機 に 立て ば、「 では、 この 場所 で 自分 に できる 役割 は 何 だろ う?」 と 最初 に 考える こと になり ます。 その とき に、 本当 の〝 自分 に ぴったり 合っ た 人生〟 が スタート する の です。

今日から使えるアクションプラン

心の土台(よりどころ)として生きていく基本ルールは、慈・悲・喜・捨の四つの心がけだと記載しています。まず第一に"慈しみ"があります。

慈しみを大前提にすると、「誰かの役に立とう」という考え方が基本になり、自分の居場所・役割が見えてきます。

SNSや職場や友達などで、自分より成果を上げている人や収入が高い人を見て、嫉妬めいた感情や負い目を感じたら、「誰かの役に立とう」という考え方を基本にすると、「私には違う役割があるんだな」と思考を切り替えられます。

  • 「誰かの役に立とう」という考え方を基本に、"慈しみ"を心の土台にする

まとめ

  • 悩んだとき、体の感覚に意識を向けてみよう
  • 自信を持つためには、まずやってみて体験を積んでいこう
  • 周りが気になる場合、"慈しみ"をと取り入れて、「誰かの役に立つ」ことを基本的な考えに取り入れてみよう

本書を読んでみて、私は3つのポイントが今の自分自身に当てはまりました。あなたの場合は、別の視点で気づきを得ることができるかと思います。2500年以上前の古い教えですが、長い歴史の中で伝え続けられてる考えは普遍的であり、人生の最適解なのかもしれませんね。